空気読めないADHDの子供をどうする?その関わり方

ADHD
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空気読めないADHDの子供をどうする?その関わり方

子供を見ていると、

どうして、この場面でこういう事するのかな・・・

 

空気読めてないなーと思うことありますよね。

 

人の話を聞かなかったり、割り込んで話し始めたり・・・

 

ADHDの子供は、周りが見えなくなりやすく、

自分勝手と思われがちです。

 

今回は、どんな関わり方をしたら良いのか、

ご紹介します。

 

こんな出来事が・・・・

 

ゆき
ゆき

参観日の時にね、

こんな事があったのよ

 

うちの子、先生が話している時に、

一方的に話しかけてね

 

「いやいや、そこは先生の話を聞くところでしょ」

とか思ったんだけど・・・

 

場が読めないというか、

空気読めないというか・・・

 

親としてはハラハラだよ~

 

さと
さと

そんなことがあったんだね

 

確かに親としては心配になることあるよね

 

では、お子さんに

こんなふうにしてみてはどうかな

 

空気読めない原因は、ADHDの特性である多動性と衝動性

ADHDの特性の一つに多動性があります。

 

多動性には二つの多動があり、体の多動口の多動があります。

 

1.無意識に体が動き、抑えることができない(体の多動)。

2.おしゃべりを自分でコントロールができない(口の多動)。

 

衝動性としては、

1.自分の感情を抑えることが苦手。

2.自分の発言や行動を抑えることが苦手。

 

脳には、自分の注意や行動をコントロールする脳の働き(実行機能)が、

前頭前野とよばれる大脳の前側の部分で調節されています。

 

ADHDの子供は、この脳の働きにかたよりがあると考えられています。

 

こんなことが起こりやすい

・勉強中や食事中に席を立つ。

・家の中を部屋から部屋へ歩き回る。

・非常におしゃべり。

一方的にしゃべる、人の会話に割ってしゃべる。

・質問が終わる前に答えを言う。

あてられていないのに答えを言う。

・順番を待てない。

・邪魔をする、人への干渉をする。

 

他にもありますが、主にこんな症状がでます。

 

これは脳のかたよりによるもので、

意図的にやっているわけではありません。

 

そのことを理解し、受け入れることがとても大切です。

 

どう関わったらよいのか、関わり方とは?

1.注意する回数を減らす。

ADHDの子供は、日常全般で注意されることが多いです。

注意されてばかりだと子供もうんざりしてしまいますので、

今、本当に困っていることに絞って注意しましょう。

 

2.どうすれば良いのか具体的に。

先生が話をしている時は、聞く時間。

「この問題が分かる人」と先生が言ったら、

 

手を上げて先生が当ててくれたら、話をするのよ  など

この場面の時は、こうすると良いよと具体的に伝えます。

 

3.ほめて育てる。

だれでもほめられると、やる気を出しますが、

ADHDの子供は持続することが難しいので、

やる気を引き出す、「ほめる」ということが必要です。

 

まとめ

いかかでしたでしょうか?

 

すぐに出来るようにはならないかもしれませんが、

繰り返し伝えることで、少しずつ学習していきます。

 

また、周りの協力は必要不可欠なので、

学校の先生、支援の方々に協力してもらうと良いでしょう。

 

ADHDは、薬物治療を行う場合もありますが、

主治医とよくご相談した上で、考えると良いでしょう。

 

 

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