字が汚いADHDの子供に上手く書けるようになるには?その対処法

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字が汚いADHDの子供に上手く書けるようになるには?その対処法

発達障害がある子供には意外と多いのが字の乱れ。

何度書かせても綺麗に書けない。

本人も何度も言われるとますます嫌になり、

悪循環になってしまいますね。

でも、何とか読める程度には書けるようになって欲しいものです。

ここでは、字の乱れの原因、対処法に触れていきます。

 

こんな会話が・・・

 

ゆき
ゆき

うちの子、字がきたなくてさ

全然読めないのよね。

どうにかならないのかな~

 

きょうこ
さと

うちもそうよ

なかなか綺麗にならないわね

でも少し工夫したら

前よりは少し良くなったかも

 

ゆき
ゆき

え、ほんと?

それってどういうことしたの?

 

きょうこ
さと

それはね・・・

 


ADHDの症状・特徴の一つ、不注意

ADHDの特徴の一つとして不注意があります。

これは子供にもよりますが、具体的にあげると、

・忘れ物が多い

・行動が他の子よりワンテンポ遅れる

・字が乱れる

などがありますが、この他にも色々あります。

 

字が乱れる原因

まず、あげられるのは、手先が不器用ということですね。

筆圧もそうですが、鉛筆が上手く使えないということがあります。

また、集中力が続かない、気が散りやすいなどの特徴。

本人も苦手という思いがあるので、早く終わらせたいという意識が働いて、

字の形、バランスを考えないで書いていることが多いです。

 

対処方法としては?

・テキストを使って、止める、はねる、などの練習をする。

字には止める、はねる、などがありますが、

その練習として、点を結ぶテキストがあります。

大きな書店では、障害を持つお子さんの練習用として、

様々なテキストが販売されています。

それを使って練習するのも良いですね。

 

・字を丁寧に書くようにする。

ゆっくり丁寧に書くということを心がけると、字のバランスを意識するようになってきます。

 

・マス目を作ってあげる。

回答スペースに収まるように字の大きさを想定できないお子さんには、

マス目を作ってあげると良いでしょう。

一文字を一マスに入るように字を書くことによって、

綺麗に見えるようになります。

 

まとめ

いかかでししたでしょうか?

 

これらの対処方法は一つの例であるので、これで絶対綺麗に書けるというものではありませんが、

ある程度は良くなると思いますので、試してみるのも良いですね。

 

また、学生のうちは字を書くことが多いですが、

社会人になるとパソコンが主流になってきますので、

大人になると、字の汚さはあまり気にならなくなるかもしれません。

 

周りの大人や親御さんが、そういう目で子供を見守る気持ちも大切ですね。

 

 

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